Switch版の『Collar×Malice』(カラーマリス)をプレイした感想です。
ネタバレは無しと有りVerの感想があります。
週刊ファミ通のクロスレビューでも「ゴールド殿堂入り」を達成するなど、高い評価を受けている作品ですので、少しでも興味がある方はぜひプレイしてみてください!
商品概要

タイトル
Collar×Malice(カラーマリス)
ジャンル
ラブ×サスペンスアドベンチャーゲーム(AVG)
原作
オトメイト(アイディアファクトリー/デザインファクトリー)
プレイ人数
1人
CERO区分
C(15才以上対象)
- プロデューサー
島れいこさん(デザインファクトリー) - ディレクター
吉田博明さん、尾河依さん - 原画
花邑まいさん - ちびキャラ原画
夏目ウタさん - シナリオライター
有野幸さん、小縞なおさん、砂原有季さん
感想【ネタバレなし】
シナリオ
- 新宿を舞台にしたサスペンス×恋愛アドベンチャー
- 主人公は毒入りの首輪をはめられた女性警察官
- 連続凶悪事件「X-Day事件」の真相を、元警察官の男性たちと追う
- 命の危険と隣り合わせの中で、信頼や絆、恋愛が描かれる
シナリオについては、とってもボリュームがあり大満足でした。
Switch版の『Collar×Malice』は、続編(FD)の『Collar×Malice -Unlimited-』も入っているので、一本ソフトを購入するとかなり楽しむことができます。
ベストエンド全回収でプレイ時間は75時間ほど。
本編もかなり楽しめましたが、FDの方もしっかりしたシナリオがあり、大ボリュームです。
事件を調べて行くので少し頭を使うシーンがあるのでそれも楽しい。
攻略対象キャラによって異なる事件を調査していくので、ストーリーもマンネリ化せず楽しめました!
シナリオライターは有野幸さん。
▼有野幸さんがシナリオを担当した主な作品▼
作品名 | 役割 |
---|---|
Collar×Malice | メインシナリオ |
Collar×Malice -Unlimited- | シナリオ |
冬園サクリファイス | シナリオ |
サスペンスやミステリー系が好きな方は楽しめるかと思います。
血の表現や殺害などの話が苦手な方にはおすすめできないかも。
攻略対象のキャラクター達が元警察官ということもあり、素敵な男性陣に守られたい人におすすめです!
攻略キャラについて
攻略対象は以下の5人。
キャラクター | 名前 | 声優 |
---|---|---|
![]() | 榎本 峰雄 | 斉藤 壮馬さん |
![]() | 笹塚 尊 | 浪川 大輔さん |
![]() | 岡崎 契 | 梶 裕貴さん |
![]() | 白石 景之 | 木村 良平さん |
![]() | 柳 愛時 | 森田 成一さん |
攻略制限があり、最初に攻略できるのは榎本峰雄・笹塚尊・岡崎契。
白石景之:榎本・笹塚・岡崎のいずれか1人のBEST ENDクリアで解放。
柳愛時:榎本・笹塚・岡崎・白石の4人のBEST ENDクリアで解放。
FDでは上記の5名の他、サイドストーリーでプラス2名(峯岸、吉成)との恋愛を楽しむことができます。
糖度は本編ではそこそこ甘いものからベッドイン有りまで様々。
FDの方は糖度高めで良かったです!(※キャラクターによっては糖度控えめなものもあり)
感想【ネタバレ有り】
ネタバレ有り感想(タップして開く)
峰雄がお笑い担当なアホの子で、プレイ中めっちゃ笑いました。
サスペンスでシリアスな雰囲気になるのを峰雄がいい感じに和らげてくれる。
峰雄との恋愛は可愛らしい感じで、ほのぼのとした気持ちで見れました。
尊は俺様系で「バカ猫」とか「バカ」とか言われまくるので最初はうーん、と思っていたけど、ストーリー読んでいくとなんかもう許せた。
俺様系に大事にされるの良いなぁ。
亭主関白っぽい感じで結婚したら大変そう〜〜とも思うけどw
契はほんまに良かった。
カラマリで一番の推し。
意図せずバッドエンドになった時の絶望感よ…。
声優の梶さんの演技が迫真すぎて、契に感情移入してこの世に絶望してちょっと泣いてしまった。
この世界から主人公がいなくなったら?というifの世界線を見た上でベストエンドを迎えると、主人公が生きてくれて本当に良かったと思う。
めちゃくちゃ愛が重くて途中で怒りながら追いかけられた時はヒェッってなったw
景之は声優が木村良平さんということですごく期待していただけに、本編のベストエンドで殺人を犯してしまって、もっと良いシナリオにできたのでは…という気持ちが否めないです。
あとは結構難しい設定のキャラだからしょうがないのかもしれなけど、景之の言動がブレまくっている感じがしてしまい…。
でもベストエンドでは主人公を甲斐甲斐しく面倒見てくれていて、めちゃくちゃ愛されてるな…とも思った。
FDの方では一番気になったキャラクターでもある。何とかハッピーエンドになって良かったな…。
柳さんは、普通にイケメン。
私は契にハマりすぎて柳さんがかすんでしまった…。
けど、普通にイケメンで良かったです。うん。
FDではアドニス編をプレイできて、アドニスの組織に加入した主人公目線で話を進めていけます。
敵側だった人達と交流することができて、より世界観に没頭できます。
感情移入しすぎて2回ほど泣けました。
というか、ここまで深堀りして色々とやらせてくれるゲーム素晴らしすぎると思う。
ただね…X-Day事件の根幹であるゼロの心情は狂ってるので、全く感情移入できずに「うーん」で終わりました。
もうここまでやらせてくれるなら、ゼロも普通の人で、事件を起こさずに出会って、普通に恋をした世界線が欲しかったよ…。
という余韻やらモヤモヤやらを抱えたまま終わらせたかった作品なら大成功だよ。すごく余韻はあります。
あ、あとこれは個人的にめっちゃ良かったなって思うキャラなんですが、相田学(岡本信彦さん)の演技が上手すぎた!厨二っぽい感じの喋り方というかなんというか…!
サブキャラクターではありますがついついボイスをしっかり聞いてしまう魅力がありました。
まとめ
『Collar×Malice』をプレイするか悩んでいる方は、サスペンス要素や血の表現に抵抗がなければ、ぜひおすすめしたい作品です。
一つのソフトで本編と続編のファンディスクも楽しめるので、満足度はかなり高いと思います。
週刊ファミ通のクロスレビューでも「ゴールド殿堂入り」を達成するなど、高い評価を受けている作品ですので、少しでも興味がある方はぜひプレイしてみてくださいね!

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