崩壊スターレイルVer.3.1「始まりの門と終わりの玉座」のストーリーや伏線になりそうな言葉を、忘れやすい自分用にもかねてまとめた記事となります。
まとめだけ見たい方は「ざっくりまとめ」から見ることができます。
Ver.3.1「始まりの門と終わりの玉座」開拓ストーリー振り返り
「紛争」の火種
ファイノンが「紛争」の火種の試練にむかって42日が経過した。

トリノンによるとファイノンは試練の最中に危険な状況に陥っていた。
予備プランを決行することにし、開拓者・丹恒・モーディスがファイノンの救出に向かう。
「紛争」の試練では挑戦者自身の過去が映し出されているようだった。
ファイノンはその「紛争」の試練に破れ、戦死したと告げられる。

ファイノンの魂を救うため、「紛争」のタイタンの神性と対峙する中、モーディスの母親が息子を守るために旧王オーリパンと決闘し、敗れていたことが明らかになる。
モーディスはその悲劇こそ「紛争」によって引き起こされたものだと言う。

「紛争」のタイタンは、「紛争」に対する恐れこそモーディスが火種を拒み「紛争」を受け継ぐことを拒否している理由だと指摘する。

その後、戦いの中でファイノンの魂を見つけだした開拓者たちは、彼を無事に連れ戻すことに成功する。
他の黄金裔たちは、ファイノンが試練の中で「暗黒の潮」に呑まれた故郷を見たのだろうと推測。

オンパロスの人々・タイタンを例外なく狂気に陥れる元凶の一つ。
その影響を受けた者は理性と人間性を失い、獣へと変わってしまう。
紛争紀以降、災厄の三タイタンと共に地上に現れるようになった。
アグライアはクレムノスの後継者であるモーディスであれば、「紛争」の試練に勝つことは容易だろうと言う。
しかし同時に、火種の半身となるかどうかは、モーディス自身が決めなければならないとも語った。

丹恒は開拓者と情報を共有しながら、オンパロスがこれまで宇宙に触れたことのない世界とは思えないという。
開拓者たちは引き続き、オンパロスでの「開拓」の道を歩んでいくことを確認し合う。

トリビーはモーディスに試練の中で何を見たのか、そしてその恐怖に打ち勝てそうかを尋ねる。
モーディスはアグライアとトリビーが最初から自分に「紛争」の火種を託すつもりだったのだろうと指摘する。

モーディスは黄金裔の火を追う旅が、綺麗ごとだけでは済まされないものであることを理解していた。
そして「紛争」の火種を引き受けることを了承するが、試練を乗り越えるには他のクレムノス人の助けが必要だと語る。
モーディスは自身の教育係でもあったケラウトルスに相談をする。

「紛争」によって国が滅びた過去がある以上、モーディスはクレムノス人には「紛争」以外の道があるのではないかと悩んでいた。
しかしケラウトルスは、クレムノス人が望んでいるのは故郷へ帰り、栄光を取り戻すことだと断じ、話し合いは決裂する。
黄金裔との同盟
翌朝、目を覚ました開拓者は、アグライアからプレゼントがあるという伝言を聞く。
キャストリスと共に向かう途中、開拓者たちはトリビーとトリアンが言い争っている声を耳にする。
トリアンは「故郷の宝」だというガラス細工を買おうとしていたが、トリビーは「もし本物なら、壊れやすいガラス細工が黄金戦争を経て無傷で残っているはずがない」と指摘する。
それに対しトリアンは、「ママのことを忘れたのか」とトリビーに激怒していた。

二人が立ち去った後、キャストリスはその工芸品をトリアンのために購入する。
彼女は壊れにくいように手を加えてから渡すつもりだと語った。

アグライアのもとを訪れると、「紛争」のニカドリーを倒したことへの最上級の礼として「神血の蜜露」が渡され、同盟を結ぶことが提案される。

丹恒は同盟を結ぶことで、黄金裔と元老院のごたごたに巻き込まれることになるのではないかと躊躇。
その時に「神悟の樹庭」のヒアンシーが仲を取り持ち、「神血の蜜露」を受け取ることになる。

ヒアンシーはニカドリーの襲撃により負傷した人たちの治療のためにやってきていた。
アグライアは暗黒の潮に関する研究の進展を確認することと、「理性」のタイタン・サーシスの火種回収について協議するため、神悟の樹庭に使者(トリアン・キャストリス)を送るところだった。
開拓者もその一行に同行することに。

開拓者は、何か困ったときに使うといいと「トゥローディ」を渡される。
象徴的な意味合いが強いものだが、神悟の樹庭の有象無象を表す力も持っているという。

神悟の樹庭へ
神悟の樹庭へ向かう途中、ヒアンシーは重症の患者がいることを受け、その場で治療にあたる。
そのため、神悟の樹庭へはキャストリスとトリアン、そして開拓者の三人で向かうことになる。
百界門を使うとトリアンに負担がかかってしまうため、三人は徒歩で向かうことにした。

トリアンは道中、夢で母親を見たが顔を思い出せないと言った。
ミュリオンは記憶を集めれば母親の顔を思い出すこともできるかもしれないと提案した。

一行は神悟の樹庭にたどり着くが、辺りは静まり返って出迎えの学者もいなかった。

キャストリスはアグライアから渡されていたトゥローディを使うことを提案。
現れたドリアスの記憶から、「黒」「マント」「剣」という言葉を得る。

「理性」のタイタンによって知性を得た植物。哲学的な思考をすることができる。
トゥローディによって見ることができたドリアスはすでに死んでいて、魂の残像。
その後一行は、暗黒の潮の造物に遭遇し、神悟の樹庭が暗黒の潮によって侵食されていることを知る。
一方アグライアたちは、ヒアンシーが治療していた患者が、暗黒の潮から逃れてきた神悟の樹庭の学者であることを確認する。
さらにトリアンからの知らせによって、神悟の樹庭が暗黒の潮に侵蝕されている事実を把握する。
アグライアは「理性」の火種の所在確認と、アナイクスの行方を探るよう指示した。

開拓者たちは先に進み、アナイクスによって残されていたメッセージを目にする。
それによると、神悟の樹庭の賢者たちはすでに暗黒の潮の脅威に備え、「理性」の火種をオクヘイマへ届ける準備を進めていたという。
しかし、このメッセージを誰かが見ている時点で、すでに何らかのトラブルが発生しているとのこと。
火種とアナイクスたちの遺体を回収するよう託された開拓者たちは、啓蒙の玉座へと向かう。

その途中、開拓者たちはカリュプソーと名乗る魂に出会い、アナイクスはまだ生きていると伝えられる。

開拓者たちはカリュプソーが「理性」のタイタン・サーシスであることを告げられる。
神悟の樹庭は「黒衣の剣士」に襲われ、その際アナイクスは身を挺して樹庭に封じ込めたという。
そのときサーシスは火種を三つに分け、そのうち一つをアナイクスの中に残していた。
火種を元に戻せば、黒衣の剣士に勝ち、アナイクスを救うことも可能とのこと。(火種の二つはすでに回収済み)

啓蒙の玉座ではアナイクスと黒衣の剣士の姿があった。
開拓者たちはサーシスのために黒衣の剣士と戦い時間を稼ぎ、アナイクスを助けた。
しかし戦況は厳しく、最終的にトリアンの「百界門」のおかげで黒衣の剣士を別の場所へ転送させることに成功した。
なんとかオクヘイマに戻った開拓者たちだったが、トリアンは百界門を使ったことで力を消耗し、具合が悪くなっていた。

トリアンは休むことにし、開拓者はアナイクスと共に、神悟の樹庭で犠牲になった者の遺族に説明をしに行った。
その後アグライアに報告しに行こうとするが、彼女は現在開拓者たちと会うことができない状況だった。
アナイクスは体を休ませるために離脱。
神悟の樹庭は暗黒の潮の研究をしていた機関だったが、「紛争」のニカドリーを倒した影響もあってか、一夜にして崩壊してしまった。
他の黄金裔たちは、一刻も早くモーディスが「紛争」の半身となってくれることを願っていた。

また、キャストリスは戦いの最中、開拓者がキャストリスの身体に触れても「死」が訪れなかったことを疑問に思っていた。

開拓者は丹恒と合流し、情報共有をする。
丹恒によると、オンパロスの空は「天空」のタイタン・エーグルによって天外を隔てられているようだった。
ヒアンシーの先祖が天空の司祭だったため、何か手掛かりがあるかもしれないと言う。

トリビーについて
トリビーはトリアンが百界門を開いたのを感じ取っていた。
トリアンが限界を迎えることについては、すでに覚悟ができていると言う。

トリビーはアグライアを誘い、気分転換にピュエロスへ向かう。
道中、試練を失敗して傷心していたファイノンとモーディスが、ストレス発散のためにピュエロスで我慢退会をしている場面にも遭遇。

そんなトラブルがありつつも、アグライア・トリビー・ヒアンシーの三人はピュエロスへ。
その時、トリビーは自分がもともと大人だったこと、そして「門と道」の半身となったことで魂が分裂し、子どもの姿になったことをヒアンシーに明かした。

その直後、トリビーはトリノンに危険が迫っていることを察知する。
「紛争」の試練について
ファイノンは「紛争」の試練の最中で、かつて村を滅ぼし、幼馴染のキュレネを殺した存在が、黒衣の剣士の姿をしていたのを見た。

一方、モーディスは「紛争」の試練でかつての5人の戦友の姿を見ていた。
モーディスは「紛争」の火種を返還したとき、自身はクレムノスに帰らなければならないが、クレムノス人が共に帰郷した時に暗い「紛争」が再び引き起こされるのではないかと危惧していることを明かした。
そのとき、トリビーが、トリノンがケラウトルスに攫われてしまったと助けを求めて駆け込んでくる。

ケラウトルスは現状に業を煮やし、トリノンを人質に創世の渦心に入り、自身が「紛争」の試練を受けていたという。

試みは失敗に終わるが、ケラウトルスは黄金裔が言う神託にも懐疑的であり、アグライアを糾弾する。
アグライアは創世の渦心に無断で入ったケラウトルスを罰しようとするが、トリビーが国家間のわだかまりを誰かが解決すべきと歩み寄る姿勢を見せる。
トリビーはケラウトルスに、開拓者の過去を呼び起こす力で「預言の源」(トリビーの過去)を見せることを提案した。
モーディスは鍛冶屋のハートヌスを訪れ、胸中を打ち明ける。
「紛争」の象徴として自分が王になれば、先王のように一族に同じ過ちを繰り返させてしまうかもしれないという可能性に、強い恐れを抱いているのだと語った。

「歳月」のタイタン
トリビーは過去の記憶に関する夢を見ていた。しかし、それが実際の記憶なのかどうかさえ、トリビー自身には曖昧になっていた。
トリビーは母親に、黒い波がやってくる夢を見たと母親に言う。トリビーの母は、門の化身であるヤーヌスの聖女となり、人々を導く役目を果たすよう語った。

夢はやがて悪夢へと変わり、母親の「逃げて」という声で終わる。
母親は最後に「人々は1人と別れを告げ、その者だけが奇跡を目にすることになる」という言葉を残した。

夢から覚めたトリビーは、アグライアに夢のことを伝える。
曖昧になっていく過去の記憶は、トリアンの魂に残された時間が多くないことを示していた。

トリビーは、その悪夢が凶兆であることも感じていた。
まずは自分自身の記憶を整理するため、オロニクスに助けを求めに行くことにする。

ファイノンはアナイクスに、黒衣の剣士に関する情報を聞く。
黒衣のローブを身に纏い、歪んだ太陽を半分にしたような形の重剣、新月のような短剣を持っていたとの情報から、ファイノンの故郷エリュシオンを滅ぼした者であることを確信する。

アナイクスは黒衣の剣士(フレイムスティーラー)について、タイタンの火種を狙っているのだろうという推測をたてていた。

トリビーたちは、オロニクスに謁見するためにヤヌサポリスにきていた。
ケラウトルスに記憶を見せる前に、まずは自分自身の記憶を整理しておく必要があった。

トリアンは力を失ったことで、さらに記憶が曖昧になり、言葉も舌足らずになっている状態だった。
トリノンは「サフランの花蕊」をお供え物として持って行くべきだと提案。
その後トリアンが「サフランの花蕊」を探している道中、とある資料を見つける。

トリビーは既に自分の名前(トリスビアス)の記憶すらも失っており、この資料を見ても特に心当たりはなかった。
トリビーたちは最奥にいるはずの「歳月」のタイタンのもとへ向かったが、そこにタイタンの姿はなかった。
その場でフレイムスティーラーと遭遇し、「歳月」のタイタンがすでに倒され、火種も奪われていたことが判明する。
トリアンは最後の力を使って「百界門」を開き、トリビーとトリノンを安全な場所へ転送した。
開拓者たちはヤヌサポリスで気絶しているトリビーとトリノンを発見。

一行は二手に分かれ、丹恒とヒアンシーはトリアンを探すためにその場に残り、ファイノン・開拓者・トリビーはアグライアのもとへ向かう。
ファイノンは、開拓者とミュリオンがもう一度クレムノスの過去の記憶を呼びさまし、そこへフレイムスティーラーを誘い込み過去に封印するという計画をたてる。
アナイクスはその身に宿った火種でフレイムスティーラーをおびき寄せるため、すでにクレムノスに行っていた。

戦いの直前、ファイノンはモーディスと創世の渦心で会う。
そこでモーディスは山の民のジオクロスに関する逸話を語る。
ジオクロスは暗黒の潮から山の民を守るため、村を焼き払い、住民を強制的に山から降りさせたと言われている。
ファイノンはこの話を通じて、モーディスがこれまで悩んできた「紛争」の半身となること、そして今後の進むべき方針について、すでに決意を固めていることに気付く。

モーディスは今後「紛争」の運命を背負い、この世の闇と戦う中で、もし火追いと敵対する存在へと堕ちた場合は背後から第10胸椎を刺すようファイノンに伝える。
その方法だけがモーディスを確実に死に至らしめる唯一の手段だった。


フレイムスティーラー戦
開拓者とファイノンがクレムノスに着くと、アナイクスがフレイムスティーラーと戦っていた。
ミュリオンの力によって過去のクレムノスを呼び起こし、フレイムスティーラーと戦う最中、アナイクスは「歳月」の火種を回収することに成功。
それと同時にトリビーが百界門を開いて現代のクレムノスに戻るが、フレイムスティーラーもまた過去から抜け出し追随してくる。
しかしそこへモーディスが加勢し、「紛争」の権能によって巨大な槍を生み出してフレイムスティーラーを打ち倒した。
「歳月」の火種について
開拓者たちがオクヘイマに帰ると、市民たちの間では「歳月」が死んだことと「紛争」の火種が返還されたことについての噂が瞬く間に広まっていた。
また、トリアンも発見されたとのことだったが、彼女は力を使い果たし、人形の姿になってしまっていた。

トリアンは最後の瞬間、ケラウトルスによってフレイムスティーラーから守られ、谷間に落ちていたところを発見されていた。

発見された時ケラウトルスは瀕死の状態であったが、ヒアンシーの天空の司祭の技のおかげで歩けるまでに回復したとのこと。
開拓者たちはアグライアに一連の出来事を報告する。
現在の問題は、「歳月」のタイタンの座を受け継ぐことのできる黄金裔がまだ見つかっていないことだった。

ミュリオンは「歳月」の火種を開拓者に任せてはどうかと提案。

クレムノス王朝の終わり
ケラウトルスはモーディスが「紛争」の火種を返還し、半神となったことを喜ぶが、モーディスは王の座を捨てることを決めていた。
モーディスは神の座についた自分ではなく、盾を掲げ背後にある命を守ろうとする意思を持つ「人」こそが、クレムノス人を導く存在になれるのだといい、クレムノス人に伝える言葉をケラウトルスに託した。
漠然とした栄誉を追い求めたり、戦死を唯一の終着点としたりする必要もない。王朝などあってもこの世においては瓦礫の山にすぎない。そのなかでクレムノス人は唯一の活路に足を踏み入れ、その果てに新たな世界を見つけるだろう。

そしてクレムノス王朝は終わりを迎える。

また、ケラウトルスが創世の渦心に無断で入ったことをアグライアが罰さなかったのは、モーディスによる進言があったためだということもここで判明する。
モーディスはあの事件の際に自身の全てを火を追う旅に捧げることをアグライアに約束していた。
モーディスはアグライアに別れを告げに行き、「紛争」の権能を以って暗黒の潮と戦い、火を追う旅のための十分な時間を稼ぐことを誓った。

また、モーディスはアグライアに半神となった時に聞いた預言について尋ねる。
アグライアは「汝は最後のバニオを、眩い黄金の中で浴びることになるだろう」という預言を聞いたと語る。

モーディスは「汝はいずれ、背に傷を受けて死ぬだろう」という預言を聞いたという。

モーディスはヒアンシーのもとへも行き、神悟の樹庭への弔意と、「天空」の半身となる準備をするよう進言した。

開拓者達・キャストリス・ファイノンにも別れを告げ、モーディスは「紛争」の半身として暗黒の潮と戦いに行く。


トリスビアスの過去
トリアンを弔った後、黄金裔を突き動かしている「神託」についてファイノンが詳しく知りたがったこともあり、開拓者達は火追いの最初の歴史を見に行くことになる。
キャストリスはトリアンのもとにいると言い、彼女に渡すはずだったガラス細工をその場に置く。
トリビーは実はそれが本物であることを分かっていたと明かす。
トリアン自身は忘れてしまっていたが、そのガラス細工は故郷にとっては縁起が悪いものだった。そして同時に故郷にとらわれずに生きてほしかったのだと語った。

開拓者たちはヤヌサポリスでトリスビアス(トリビー)の過去の記憶を見る。
「歳月」のオロニクスは、再創紀に関する神託が偽物だとトリスビアスに言う。

さらに奥へと進んだ開拓者たちは、トリスビアスがうまれてから20年間、閉じ込められて生きていたという部屋にたどり着く。

トリノンはそこにあったガラス細工について説明する。
これはタイタンのために亡くなった人がいた時、遺族に渡されるものだった。

奥に進み、トリスビアスの母が儀式に行く前日の記憶を垣間見る。
母親はトリスビアスに、もしそのまま帰ってこなかったら、暗黒の潮を退治する方法を見つけ、その向こうにある新しい世界に行ったのだと伝えていた。
そしてトリスビアスは母親と「また明日」と約束をする。

儀式のあと母が帰ってこなかったことで、トリスビアスは母との約束を胸に刻み、神殿を抜け出して暗黒の潮に対抗する手段を探すことを決意する。
逃亡の道中は様々な障害があったが、開拓者の「歳月」の力で無事に突破することができた。
トリノンは、開拓者が今何をしたところで過去を変えることはできないので、実際は他の誰かがトリスビアスを助けたのだと思うと言った。

トリスビアスはヤーヌスの宝庫に向かった。そこは「門と道」の火種が保管されており、トリスビアスが生まれた場所でもあった。
「門と道」の火種はヤヌサポリスの司祭たちによって軟禁されていた。
トリスビアスはその火種を引き継ぐ意志をヤーヌスに告げた。

ヤーヌスはトリスビアスの覚悟を確認し、トリスビアスはたとえ魂が千々に引き裂かれても、この滅びかけた世界に万の道を切り開くことを誓った。
「門と道」の神権を無事に受け継いだトリスビアスは、母に別れを告げる。


その後「門と道」の火種が盗まれたことが衛兵に知られ、トリスビアスは包囲されてしまう。
しかし、謎の助力を受けて包囲網を突破し、逃走に成功する。

トリスビアスは半神となった際に、「汝は千の破片に砕かれ、異郷の地で朽ち果てるだろう」という神託を受けていた。
そのためトリスビアスは、自らの原点となる決意を残していた。
それは未来の自分が最初の覚悟を決して忘れないためのものだった。
「火を追う旅路は失い続ける道。失われたものの中では、命さえも些末事。子羊の熱き血は不必要に流されることはない、私と母がそうであったように。撒かれた献酒は必ず報われる。鋭い刃を握り締める私の右手が、見せかけの儀礼ではないように。ヤーヌスの幾千万の門と道を越えて、『私たち』はもう一度必ず西風に乗り、翼を広げ遠くへ旅立とう」
火を追う旅は多くを失う道であり、命さえも犠牲になりうる。
しかし、その犠牲は無意味ではなく、必ず報われる。
自分の決意は形だけの儀式ではなく、本物の覚悟である。
ヤーヌスの無数の門と道を越え、もう一度必ず西風に乗ってその先の地へ行こう。

火を追う旅はこうしてトリスビアスが始めたものだった。
場面は現代に戻り、トリビーは「また明日」という言葉はオンパロスのみんなが願う最も偉大な預言だと語る。
人々が「明日が来ること」を願い続けているからこそ、明日の方向を示す存在としてヤーヌスの聖女が生まれ、ヤヌサポリスの預言が「門と道」という形で現れるのだという。
そしてトリビーは、花が咲き誇る西風の果てで会えることを願い、トリアンとも「また明日」と別れを告げた。

アナイクスについて
サーシスは『「我ら」は一体何者なのか』という問いの答えを見つけさせるために、アナイクスに火種を埋め込んでいた。

二人で話していた時にやってきたアグライアと言い合いになった際、アナイクスは「火種を持っている自分を殺すことなどできないだろう」と挑発。
しかし、その場でサーシスは「アナイクスは火種を与える前にすでに死んでいた」と明かした。

一方開拓者は、丹恒と現状を共有していた。
丹恒によれば元老院の中に黄金裔への不満を抱いている者がいて、内争に巻き込まれる可能性があるとのこと。
また、開拓者は「歳月」の火種の試練を受けることをあらためて決心した。

ざっくりまとめ
- ファイノンは「紛争」の火種の試練に失敗。
- 暗黒の潮とフレイムスティーラーにより「神悟の樹庭」は壊滅。
- 「理性」のタイタン・サーシスのおかげでアナイクスは一命をとりとめる。(火種のおかげで生きている状態)
- フレイムスティーラーはファイノンの故郷を襲った犯人でもある。
- モーディスは「紛争」を引き継ぐ前、一族が「紛争」の過ちを再び引き起こしてしまうのではないかという恐れを抱いていた。
- モーディスはクレムノス王朝の終わりを宣言し、クレムノス人に対して「紛争」に縛られない新たな道を歩むよう命じる。
- その後モーディスは「紛争」の半身となり、暗黒の潮と戦い続けるという使命を引き継ぐ。
- 「歳月」のタイタンはフレイムスティーラーによって倒されてしまったが、火種は取り返した。
- トリビーは「門と道」の半身となり、最初に火を追う旅を始めた黄金裔。








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